「ダイエットのために有酸素運動もしているけど、筋トレとの順番はどっちが先がいいの?」 「脂肪を効率的に燃やしたいけど、どんな組み合わせが一番効果的なんだろう…?」
筋トレに真剣に取り組んでいる皆さんなら、一度はこうした疑問を抱いたことがあるのではないでしょうか。トレーニングの順番や組み合わせ方を少し工夫するだけで、消費カロリーを最大化し、目標達成までの時間を短縮することができます。
この記事では、筋肥大と脂肪燃焼の両立を目指すあなたのために、科学的根拠に基づいた筋トレと有酸素運動の組み合わせ方を解説します。この記事を読めば、あなたのトレーニングはさらに効率的なものに変わるでしょう。
1. 筋トレと有酸素運動、それぞれの役割を理解する
まず、両者が身体にどのような影響を与えるかを理解することが重要です。
- 筋トレ(無酸素運動): 筋肉に強い負荷をかけることで、筋繊維を破壊し、修復することで筋肉を成長させます。この過程で基礎代謝が向上し、安静時の消費カロリーが増えます。
- 有酸素運動: 軽〜中程度の負荷を長時間かけることで、主に体脂肪をエネルギーとして消費します。心肺機能の向上にも役立ちます。
つまり、**筋トレで「燃えやすい身体」を作り、有酸素運動で「脂肪を燃やす」**という役割分担が基本となります。
2. 組み合わせ方の黄金ルール:目的別の最適な順番
あなたの主な目的によって、最適な順番は異なります。
① 筋肥大と筋力向上を最優先する場合:筋トレ → 有酸素運動
この順番が最もおすすめです。筋トレは、グリコーゲンというエネルギーを消費する高強度の運動です。有酸素運動を先に行うと、グリコーゲンが枯渇し、筋トレでのパフォーマンスが低下してしまいます。
- メリット: 筋トレで最大限のパフォーマンスを発揮できるため、筋肉への刺激を最大化できます。
- デメリット: 有酸素運動の効果が少し薄れる可能性があります。
② 減量と脂肪燃焼を最優先する場合:筋トレ → 有酸素運動
こちらも「筋トレが先」が基本です。筋トレで成長ホルモンが分泌されると、脂肪分解酵素が活性化し、体脂肪が分解されやすい状態になります。この状態で有酸素運動を行うことで、効率的に脂肪を燃焼させることができます。
- メリット: 脂肪燃焼に最適なホルモン環境で有酸素運動を行えるため、効率が非常に高まります。
- デメリット: 筋トレ後の疲労が残っている状態で有酸素運動を行うため、無理のない強度で行いましょう。
③ トレーニングを分ける場合:別々の時間や日に実施
最も理想的なのは、筋トレと有酸素運動を完全に分けて行うことです。
- 例: 午前中に筋トレ、夕方に有酸素運動を行う、または筋トレの日と有酸素運動の日を完全に分ける。
- メリット: どちらの運動もフレッシュな状態で取り組めるため、それぞれの効果を最大限に引き出すことができます。
- デメリット: 1日に2回ジムに行く、または週のトレーニング日数を増やす必要があります。
3. 効果を最大化する有酸素運動の選び方
筋トレ後の有酸素運動は、強度が高すぎると筋肉分解を招く恐れがあります。
- おすすめの運動: ウォーキング、軽めのジョギング、サイクリング、水泳など。
- 時間と強度: 20〜30分程度、心拍数が最大心拍数の60〜70%に収まるような中程度の負荷が理想的です。
ご自身の運動がどれくらいのカロリーを消費しているか、こちらのメッツ計算ツールで確認してみましょう。
まとめ:あなたの目的で最適な組み合わせを選ぼう!
この記事のポイントをまとめます。
- **筋トレと有酸素運動の順番は「筋トレが先」**が基本。
- 筋肥大が目的なら、筋トレで最大限の負荷をかけることを最優先する。
- 脂肪燃焼が目的なら、筋トレ後のホルモン環境を利用して有酸素運動を行う。
- 最も効果的なのは、トレーニングを別々に実施すること。
これらの知識を活かし、あなたのトレーニングがさらに効果的なものになることを願っています。

